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学生運動。
私はこの時代に既に生まれてはいたが、その主旨をほとんど知らない。
おそらく反政府デモ…のようなもの?
日本を変えるための革命を起こす運動…
それは若さゆえの正義感のようなもの?
私の知っている「学生運動」というのはその言葉のみである。
とにかくこの映画はその時代、学生運動が盛んだった頃の実話である。
この映画を観て自分の感じたままを書いてみようと思う。
全く別の性質を持つ二人がそれぞれを利用しそれぞれの目指すところへのし上がって行こうとする。
更に若さの持つ熱とか勢いといったものが拍車をかけ、相互が陶酔しきって正常な判断も出来ないまま行き着くところまで転がるしかない。
多大な痛手を負っても…
熱に魘された時間が過ぎ去ってようやく気づく。
これは…生きることは夢でも幻でもない現実なんだと。
映画を観るように傍観していたモノクロの体験が急に色を帯び始める。
そして初めてそれは実感となる。
若さとは…特有の直向きさの余り盲目的になってしまうものかもしれない。
自分の感情にさえも気づけないほどに…
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